記事をご覧いただきましてありがとうございます。フレアオリジナル高橋です。
今回は、弊社（フレアオリジナル）で取り扱っているDOBOT(ドボット、ドゥボット、ドゥーボット)と、さまざまな業界で大注目のOpenAI「ChatGPT」のコラボレーションについてお知らせします。
ChatGPTってあの…？
以前から日本でも対話ができる人工知能として話題の、あのChatGPTがDOBOTとコラボしました。
ChatGPTの自然言語処理技術を活かした頭脳と、DOBOTの柔軟な動きが組み合わさりすごいことができるようになりました。
そもそもChatGPTとは？という方にむけて以下より簡単にご説明いたします。
ChatGPTとは
ChatGPTは、アメリカのOpenAI社により開発・提供されている会話形式でAIが利用できるサービスです。
2022年11月のリリースから約2か月で1億人のアクティブユーザー数を記録し、一気に注目を集めました。
ChatGPTは文章作成・添削・校正・要約・言語の翻訳、プログラミング、対話、画像認識など多機能に活躍します。
ChatGPTは言語理解とテキスト生成の力が抜群で、多くの言葉を「理解」できます。
そのため人間と変わらないコミュニケーションが可能で、そのコミュニケーション能力を発揮した事例が「ロボットバーテン」です。
ロボットバーテンとは？
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ChatGPTはレシピを生成することもできます。
ChatGPTとDOBOTのコラボ「Beyond Borders Robot Bartenderプロジェクト」では、ChatGPTがお客様の要望に応じてカクテルのレシピを選択し、DOBOTが提供するといったことが可能です。
初期段階ではChatGPTのトレーニングを実施し、さまざまなカクテルのレシピやフレーバー、その他の関連情報など、バーテンダーとして果たすべき役割について詳しく学習させたそうです。
トレーニング後、Robot Bartenderはお客様のリクエスト（紅茶を使ったカクテルが飲みたいなど）に対して、さまざまな組み合わせのカクテルを提供できました。
ChatGPTは感情や慰めるといった学習もしたので、お客様の気分・感情を分析してその場に合わせたカクテルの提供も可能です。
（気分がよくなると思い、甘くてピリッとした味がする「ブルーハワイアン」のカクテルを提案するなど。）
↓カクテル作成動画
動き、すごいですね。最後に垂れる雫まで落としていて、本当のバーテンダーの動きさながらです。
ChatGPTの高い言語処理能力により、ロボットを動かすのに大量のプログラミングコードではなく、音声コマンドによる指示ができるようになりました。
人と話すときと同じようにオーダーを出し、ChatGPTがロボットの手、目、脳を効果的に活用してアクションを実行します。
つづいて、DOBOT×ChatGPTの実務面、「仕分け」についてご紹介いたします。
DOBOT×ChatGPTの仕分け
ChatGPTのできる機能として、プログラミングがあります。
ロボットのデバックには一定以上レベルの専門的知識が必要になりますが、ChatGPTの機能が加わることにより達成したいことを自然言語（人間の言葉）で直接指示（記述）することができます。
ChatGPTは、記述を自動的に機械語にコンパイルし、ロボットのアーム、視覚情報などを効果的に動員してアクションを実行します。
ChatGPT はロボットのカメラの視覚を利用して机上の物体を認識し、自動的にカテゴリを判断して指示された内容の物体をつかみます。
↑さまざまなアイテムから 一定量のみかんをつかむように指示しました。ChatGPT は並列処理を利用し、果物の認識、果物の把握、重量計算を含む一連のタスクを自律的に実行して割り当てを完了しています。
ChatGPTにより、現場に専門的知識を持つ人がいなくても、容易に仕分けロボットが導入可能となります！
まとめ
以前から私もChatGPTに頼ることは多かったのですが、まさかDOBOTがコラボするとは驚きでした。
ChatGPTがリリースから現在の流れまで超速でDOBOTとコラボし、話題性もさることながら、今回のコラボで改めてすごい性能のAIなんだと認識しました。
DOBOTの多関節アームによる柔軟な動きと、ChatGPTの自然言語処理能力の頭脳により、これからできることが飛躍的に増加していきそうです。
フレアオリジナルではDOBOTの導入後の支援、技術的なサポートを行っております。お問い合わせお待ちしております。
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