【協働ロボットパッケージ紹介】スカラ型ロボットアームDOBOT M1Proについてご紹介

  1. DOBOT(ドボット・ドゥボット)について
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記事をご覧いただきましてありがとうございます。フレアオリジナル高橋です。
今回は、DOBOT(ドボット、ドゥボット、ドゥーボット)のスカラ型ロボットアーム、『DOBOT M1Pro』をどんな商品なのかまとめましたのでご紹介したいと思います。

スカラ型ロボットとは?

スカラ型ロボットとは、水平方向にアームが動作する水平関節ロボットです。
水平方向と上下方向の動作に優れているため、高速移動や押し込み動作が得意です。

DOBOT他シリーズとのちがい

過去の記事でご紹介してきたDOBOT CRシリーズなどは6軸の多関節ロボットとなりますが、DOBOT M1Proは水平方向に動作する4軸ロボットとなります。

CRシリーズのように柔軟な動きはできませんが、水平・上下の動作に強いためラインでのピック&プレイスが高精度・高速で処理が可能となっています。
また、コントローラとロボットアームの一体型設計により、プラグを差し込んですぐに使用を開始することができるため、複雑な接続や配線の設置が不要です。
本体重量も15.7kgと中型犬ほどの重さなので、1人でも持ち運びができます。

DOBOT M1Proの特徴

人との共同作業が可能

DOBOT M1 PROは自動衝突検知機能を標準搭載しているため、人とぶつかりそうになると停止します。
また、アームの前方部分は、従来の産業用ロボットアームの40%ほど幅が狭くなってるため、水平移動などの際に接触のリスクを大幅に軽減し、機器の故障を減らすことができます。

導入後即使用

DOBOT M1 PROはビルトインで制御盤を一体化して、接続や配線の手間をなくしています。
プラグを差し込んですぐ使用できるため、導入後すぐにご利用いただけます。

高精度制御

DOBOT独自開発のTrueMotionのアルゴリズムが搭載されているため、高速ながら正確かつ安定的に移動します。
繰り返し精度±0.02を保ちながら移動の軌跡を完璧に再現可能です。

また、調整用プログラミングソフトウエアとしてSCStudioを使用しています。
SCStudioはDOBOTすべての産業用製品を統合したもので、シンプルで直観的に使用しやすく多言語対応となっています。

SCStudioをはじめ多様なプログラミングオプションとデバイスでワイヤレス制御に対応しています。
オペレータがフリードロップ機能をオンにすると、ロボットはアームを任意の位置に簡単にドラッグアンドドロップできるため、プログラミングができなくても直観的に操作できます。

使用シーン

搬送

DOBOT M1 PROは水平方向に高速移動できますので、工場などラインに流れる部品・物品などを保持して移動させることが可能です。

ねじ締め

アームの先端を付け替えることでねじ締めなども行うことができます。人間が行うよりも高速かつ正確に作業を行います。

塗布

ゲル状の半固体などの吐出ができるエンドエフェクタに変換すると、接着剤の塗布や食品分野などで繊細で適量の塗布ができます。

はんだ付け

先程の塗布と同じ理論で高精度なはんだ付けも可能です。

他にもPCBプラグイン・ビンピッキング・回路基板プラグインなどできることは多岐にわたります。

まとめ

  • M1PROは水平・上下動作が得意なためラインなどで活躍する
  • M1PROはコントローラーとアームが一体型なので導入後配線の必要なくすぐに使用できる
  • M1PROは独自アルゴリズムで高精度制御

水平・上下動作が得意なのでラインなどの搬送に特化した作業はM1 PROが秀でているようでした。(可搬重量1.5㎏)
DOBOT M1 PROは導入までのプロセスを短縮し導入コスト・運営コストを削減することができます。
マルチタスク技術によりパフォーマンス・機能面からも長期的に見て利益となる製品です。

DOBOT M1 PROは軽工業分野の生産プロセスを効率化するのに最適な製品です。

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