DOBOT製品の性能がわかる4つのポイント

  1. DOBOT(ドボット・ドゥボット)について
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人間と一緒に安全に働ける協働ロボットが注目を集めています。
低コスト導入ハードルの低さ最先端の技術を詰め込んだことで注目されているのが協働ロボットメーカーであるDOBOT(ドゥボット・ドボット)の製品です。
DOBOT製品のメリットが多く謳われる中で気になるのは、性能や機能なのではないでしょうか。

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なんとなく良さそうだとは聞くけど、実際に何がすごいの?
導入を検討しているけど、もっと詳しく知りたい!

上記のような方に向けて、今回はDOBOT社のテクノロジーが実現したDOBOT製品の性能について、4つのポイントに分類してご紹介します。

【1】 使いやすさ

いざ協働ロボットを導入したとしても、使い始められない、使いこなせないと、宝の持ち腐れになってしまいますよね…。
DOBOT製品はそんな協働ロボット導入・利用に対する不安を払拭してくれます。

簡単設置、すぐに使用できる

なんと箱から出して最短20分で設置完了! 1時間あればセットアップも完了します。
シンプルなデザイン・配線を目指した製品であるため、比較的簡単に導入でき、時短にもなります。
CRシリーズ・M1PROは軽量で、移動や持ち運びが比較的簡単であることも特徴です。

CRシリーズの第6軸の上部には、操作パネルを装備しています。

パネル周りのライトの色で、ロボットのステータスを確認できます。
また、各種ボタンを押しながら、ハンドティーチングも可能です。

一般的な産業用ロボットでお馴染みのティーチングペンダントもラインナップしております。

プログラミングの知識がなくても制御可能

ロボットの動作を制御する際に、専門的なプログラミング言語の知識が必要なのでは…と躊躇ってしまう場合もあるかもしれません。
DOBOT社は、図形をドラッグ&ドロップするなどして直感的にプログラミングができるツールを製品シリーズごとに開発しています。

もちろんC言語やPythonを使用した専門的なプログラミングによる拡張も可能です。

こちらはDOBOT製品のCRシリーズロボット専門のソフトで、Windowsに対応しています。
プログラミングをしてロボットに実行させる際、コードを保存して、動作テストをして、修正して… を繰り返して精度を上げていくのが一般的ですね。
ですが、この製品はインタラクティブプログラミングが可能で、ロボットの実際の動きを見ながらプログラミングをすることができます。
効率的に理想の動作に近づけていくことができる、革新的な技術ですよね。

思い描く動きをロボットアームを動かして動作を記憶させる、ハンドティーチング(ダイレクトティーチング)にも対応しています。
DOBOTはさらに進化したプログラミングレスで教えた動きを動作させることが出来ます。

※GIF動画左下エリアで、男性が手でアームを動かしてプログラムレスで動作再現しています。

現場や人に合った様々な方法を組み合わせてロボットを動作させることができますね。

【2】 安全性

ずっと決まった動きをするロボットとは違い、人はいつでも全く同じように動くことはできませんし、例外的な動きが必要とされる時もあるでしょう。
そんなこともお構いなしに動き続けるロボットがそばにいたら、ちょっと居心地が悪いですし、衝突や接触の不安がありますよね。
DOBOT CRシリーズのロボットは、ISO13849およびTS15066の認証を取得しています。
ロボットが人と働くにあたって重要な要素である「安全性」も、DOBOT製品なら心配ありません。

高速で応答する衝突感知システム搭載

DOBOT製品には衝突感知システムが備わっています。
軽く触れる程度の接触で動作を停止するため、大きな事故につながる可能性は非常に低いと言えるでしょう。

高性能の衝突感知システムが備わっているとはいえ、衝突する前にそれを回避できるのが1番ですよね…。
DOBOT社はそんな無理も叶えてくれています。
ロボットの安全性をより高めるために開発されたのが、DOBOT Safeskin(フレキシブルセーフスキン)です。

SafeSkin と組み合わせて非接触で衝突を回避

DOBOT Safeskin(フレキシブルセーフティスキン)は衝突・接触を事前に検知して動作を停止させることができる、衝突検出に特化した製品です。
衝突の事前検知によって動作を停止させるのは世界初の技術・機能であり、唯一DOBOT製品にしか備わっていません。

ロボットのアームを覆うように装着し、ロボットの安全性をより一層高めることができます。
シリコン素材を採用しているため、金属やプラスチックに比べて緩衝性が高く、人とロボットの双方ににとって安全な製品です。

そんなSafeskinの機能を少しご紹介します。

衝突前停止モード・自動障害物回避モードを選択できる

Safeskinには、近づいてきた障害物を検知して停止する衝突前停止モード、障害物を検知してそれを避ける自動障害物回避モードの2つが備わっています。プログラム内で切り替えることも出来ます。
現場や用途に合わせた複雑なカスタマイズも可能です。

長距離空間検知、高速な判断と応答

Safeskinは15cmという長距離から障害物を感知することができます。事故を最小限に抑えるには安心の性能ですね。
0.01秒以内に判断・応答ができるという高い感度にも安心できます。
10cm刻みで検知距離の調整も可能です。

【3】 利便性

拡張性が高い

協働ロボットは、ローディング・アンローディング、組み立て、検査、搬送、ねじ込み、研削、スプレーなど、様々な環境・用途で使用されています。
DOBOT製品は拡張性に優れており、様々なアームエンドやプラグインに対応できるのが特徴です。
プラグアンドプレイ方式を採用しているため、シンプルかつ迅速に、迷うことなくプラグインをインストールし、ロボットを動作させることが可能です。

SDKを活用した二次開発が可能

SDKを含む豊富なアプリケーションテクノロジーを提供しており、産業・商業シナリオを迅速に展開することができます。
また、対応するAPIを補完することでオープンプラットフォームを構成し、様々なエンドツール・付属品がプラグアンドプレイで利用できるようになります。

対応言語、フレームワークは以下の通りです。

  • C
  • C++
  • C#
  • Python
  • ROS
  • Matlab
  • LabView
  • Android

モバイル端末からも制御できる

CRシリーズは、スマートフォンやタブレットなどの端末で制御できる上、遅延はほとんどありません。
Android、iOS、Windowsおよびその他のプラットフォームに対応しています。
端末やネットワークのスペックによって、伝送速度は最大433Mbpsにまで到達します。

【4】 経済性

製造コストを下げる方法として、費用対効果のロボットを採用することも選択できます。
上記のことから、シンプルで柔軟で、かなりお得な製品だということはお分かりいただけたかと思いますが、他の経済的メリットについてもご紹介いたします。

省スペース

協働ロボットですから、安全柵を必要としないこともあり、省スペースを実現しています。
限られたスペースでも安全かつ柔軟に働きます。

MG400の設置面積は 190mm × 190mm で、A4用紙に収まるほどです。

M1Proのアーム幅は62mmで、従来の産業用ロボットアームの40%の幅を実現しています。
電気制御ボックスを内蔵しているため、複雑な配線の手間も省くことができます。
設置面積は 230mm × 175mm と、こちらもA4用紙に収まってしまいますね!

高い費用対効果

DOBOT製品は低価格のロボットでありながら、32,000時間の寿命、高度なエネルギー回収技術、100Wレベルのエネルギー消費など、長期にわたってメリットをもたらします。

最後に

DOBOT社のテクノロジー、またDOBOT製品の性能について少しでも理解の深まる記事になっていましたら幸いです。
導入を検討中の方や、話を聞いてみたいという方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
経験豊富な技術スタッフが在籍しており、導入からメンテナンス・サポートまで担当させていただきます。
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