記事をご覧いただきましてありがとうございます。フレアオリジナル高橋です。
ご無沙汰しておりました。
今回は、DOBOT(ドボット、ドゥボット、ドゥーボット)が自社開発した新製品、『DOBOT VX500スマートカメラ』をご紹介したいと思います。
DOBOT VX500スマートカメラとは?
端的に表現しますと、「カメラによる空間補正でDOBOT製品の精度を高めるアイテム」です。
DOBOT VX500スマートカメラは、高さの変化を正確に識別できます。
例えばDOBOT AMMRなどのロボット丸ごと移動するソリューションの場合、傾斜が発生しても様々な角度に対応しロボットの目となりAMMRを安全に動作させることができます。
加えて素早いキャリブレーション(調整)機能により、位置のずれなどによる生産プロセスの中断を最小限に抑えることができます。
DOBOT VX500が高さの変化を正確に識別できるのは、DOBOT社独自開発の高性能2.5Dアルゴリズムにより可能となっています。
空間補正精度は最大±0.26mm、 精密な空間補正を提供することができます。
DOBOT VX500スマートカメラの機能
ビジュアルアプリケーション
測位、画像処理、通信機能を一体化し、多くをカバーしたビジュアルアプリケーションです。
【認識例】
文字認識、幅測定、バーコード
テンプレートマッチング(入力された画像との類似度を求める)、グレースケール領域、直径測定
エラー防止機能
ビジュアルアプリケーションに含まれる検出アルゴリズムにはエラー防止機能が組込まれており、より安全性を高めています。
コードフリー&プラグアンドプレイ
DOBOT VX500スマートカメラは他DOBOT製品と同じく、コードフリーです。
プログラミング不要で、ブロックプログラミングによる直感的な操作が可能です。
また、プラグアンドプレイに対応しているためDOBOTと接続するだけですぐに使用可能となります。
設定やアプリケーションを接続をするための時間をかけることなく、簡単に使用することができます。
DOBOTとの相性◎
当たり前ですが、従来のDOBOT製品とも相性がいいです。
DobotStudioPROを使用すると、カメラとDOBOTを同時に制御でき、複雑な設定をせずとも迅速な展開が可能です。
加えてソフトウェアやハードウェアのデバッグも簡単になります。
まとめ
今回はDOBOTの新製品「DOBOT VX500」についてまとめました。
DOBOT VX500は空間補正によって、位置精度と正確性において高度な性能を発揮します。
DOBOTと組み合わせるとより精密な動作ができる製品です。
また実用例などの情報が入りましたら随時加筆していきたいと思います。
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